キムイルソン

キムイルソン花は、インドネシアの植物学者ブントがチュチェ53(1964)年に新しく育種した蘭科に属する多年草の草花である。

チュチェ54(1965)年4月、インドネシアを訪問した金日成主席がボゴル植物園を参観した時、スカルノ大統領(当時)は、この花を見せ主席の尊名を冠したい、と自分の真情を吐露した。

こうして金日成花は、金日成主席をあつく欽慕するスカルノ・元インドネシア大統領とインドネシア人民の一致した念願によって生まれるようになった。ボゴル植物園園長と息子、園芸家たちは、

金日成花を朝鮮の風土に順化させようとする一念で栽培技術を進歩させるのに精魂を込めて栽培方法を完成し、主席がインドネシアを訪問した10周年に当たるチュチェ64(1975)年に満開の金日成花を朝鮮に送ってきた。

高さが30~70cm、直径1~1.5cmであり、普通6~8個の節目があり、節目の中間部分は少し突き出ている。三枚の花弁と三枚のがく片からなっており、深紅の紫色を帯びているのでがく片も花弁のように見え、がく片の端が白色を帯びるのが特徴である。1年に2度咲き2~3カ月咲いている。

毎年4月になると、朝鮮では、金日成花祭典が盛大に催される。祭典には国内はもとより、海外同胞や外国人たちも真心を込めて美しく咲かせた金日成花を出品する。

金日成花は、チュチェ71(1982)年、イギリスの王立園芸学会に蘭科系の新品種として登録された。